【お風呂で節約】浴槽のお湯を減らせるタイプとあふれる問題の対処法

水道代がかかりやすいお風呂で節水するには、シャワーの使い方を工夫するのが最も効果的です。

水道代を高くする原因になりやすいシャワーの使い方を工夫しよう

ただ、シャワーと同時に気になるのが浴槽にためるお湯ですよね。人の体がすっぽりと入ってしまうくらい大きな浴槽ですから、水道代がたくさんかかりそうだと思うのが自然です。

浴槽のお湯を節水する方法はあります。生活全体を見渡してみるとお風呂場で使う水の量はかなり多く、25~40%の割合を占めます。節水できれば水道代の節約に大きく貢献してくれるでしょう。

シャワーの節水と同時に行うと効果がぐっと高まりますよ。

浴槽で使うお湯の量は?

日本で一般的に使われている浴槽にためるお湯の量は200L前後です。湯量は好きなように調整できますが、お湯にすっぽりとつかり、快適に全身を温められるちょうどよい量として好まれています。

ゆったりとした広いお風呂なら200Lを軽く超えてきそうですね。浅めのお風呂であれば180Lくらいでも全身がつかるでしょう。

ためるお湯の量を少なくしてみる

浴槽のお湯の量を減らせば、結果的に使う水の量が減って水道代を節約できます。

いつも浴槽に体を沈めた途端、お湯があふれてしまうようなことはありませんか?あふれてしまうようならお湯をためる量が多すぎます。いつもよりもためる量を少し減らしてみましょう。

体が大きい人ほどあふれるお湯の量が増えます。次に子供や小柄な体の家族がお風呂に入ると、お湯の量が足りずにたし湯をする必要が出てきてしまいますよね。ならば、体が大きい人が後からお風呂に入るようにすれば、お湯をムダにせず済むでしょう。

浴槽のタイプによっては少ない湯量で足りる

日本で一般的に使われている浴槽のタイプには、大きく分けて以下の3種類が存在します。

  1. 洋式
  2. 和洋折衷
  3. 和式

湯量を調整しやすい洋式タイプ

洋式タイプとは、寝そべってお湯につかれる浅めの浴槽です。

最もお湯を節約しやすいタイプの浴槽です。180Lの湯量が標準的で、ベンチ付きの浴槽なら160Lくらいでも十分に機能します。寝そべった姿勢だと体の高さがないため、少ないお湯でも全身がお湯につかります。

また、腰掛けたり足をのせたりできるベンチがついた浴槽の場合、出っ張り部分のおかげでためるお湯の量を減らせるのがメリットです。

洋式タイプの浴槽を使っていて、寝そべらなくても肩の付近までお湯がくるなら、もう少しお湯の量を減らしてみてください。

スタンダードな和洋折衷タイプ

和洋折衷(せっちゅう)は洋式に似た長方形の浴槽ですが、座った姿勢でも肩までお湯につかれるやや深めのタイプになります。洋式と和式のメリットを併せ持つ、最も普及している浴槽です。

洋式に比べると深さのある分だけ、湯量の調整が難しいかもしれません。少しでも寝そべることのできるタイプの浴槽であれば、洋式と同じように寝そべった状態で肩までつかるくらいの湯量に調整してみましょう。

和式タイプは湯量の調整が難しい

和式は古くから親しまれている浴槽です。見た目が正方形に近く、膝を折り曲げてお湯につかります。ちょうど体育座りのような姿勢です。深さがあるので肩までじっくりとつかれるのがメリットですね。

いまだに和式の浴槽を使っている家庭はたくさんあると思いますが、寝そべることができないため、お湯を減らすのが最も難しいタイプかもしれません。

体の小さな人から順番にお風呂の入る方法、もしくはこの後にご紹介する別の方法で節水しましょう。

ためている最中にお湯があふれてしまう問題

給湯器とつながっている蛇口のハンドルをひねれば、浴槽へ簡単にお湯をためられます。

たまるまでしばらく時間がかかるため、その間に他のことをやるのが効率的です。ところが「放置しすぎてお湯があふれてしまった」なんて経験を持つ人は多いと思います。

あふれた分のお湯も水道代としてしっかり請求されてしまいます。節約するなら、ためるお湯があふれないように工夫をするのが一番です。

お湯の量を見ながらためれば解決しそうだけど…

シャンプーや体を洗うなどのお風呂場で他の作業をしながらであれば、浴槽にたまるお湯の量を常にチェックできます。しかし、この方法だとお風呂の蓋を開けておかなければ湯量をチェックできません。

蓋を開けっ放しでためるとお湯がすぐに冷めてしまうので、追い焚きが必要になる・回数が増えるなどしてガス代や電気代の負担を増やすのが弱点です。

自動で湯量の調整ができる便利グッズ

そこで利用したいのが、湯量を調節できる便利グッズです。蛇口に取り付けるだけで好みの水位に達したら、自動的にお湯を止めてくれます。これならお風呂の蓋を全開にしておかずに済むので、お湯が冷めるのを防げそうですね。

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好みの水位に達したらブザーで知らせてくれる便利グッズも存在します。このタイプは蛇口への取り付けが不要です。どのようなタイプのお風呂でも使えるのがありがたいですね。

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自動運転のお風呂なら大丈夫?

リモコン操作で自動的に浴槽へ湯はりするお風呂が存在します。このタイプは自分で蛇口をひねって湯量を調整しなくて済み、お湯があふれてしまうのを簡単に防げるのがメリットです。

しかし同じ自動運転でも、「オート」と「フルオート」では違います。問題はオートのお風呂です。お湯が少なくなったときに自動運転で湯はりすると、お湯が出すぎてあふれてしまうリスクを持っています。

フルオートの自動運転なら浴槽に残っている水位を自動で感知して、ちょうどよいお湯の量で沸かしてくれます。オートは水位を感知する機能がなく、最初に設定した湯量で沸かします。残っているお湯の分のことを考えずに足してしまうので、あふれやすくなるんですね。

オート機能だけのお風呂を使っている家庭は水位を見ながら、手動でたし湯をするのがおすすめです。

少し気をつけたい他の節水方法

ペットボトルでためる湯量を減らす

ベンチがついていない浴槽の場合で有効な節水方法です。ペットボトルにお湯を入れて浴槽に沈めます。沈めたペットボトルによってお湯をためるスペースを減らすアイディアですが、この方法は少し危険なのでおすすめはしません

浴槽に沈めたペットボトルをうっかり踏みつけてしまえば、体勢を崩したり、転んだりして怪我をする危険があるからです。踏みつけた拍子にペットボトルが破損し、足に刺さるリスクについてもよく考えましょう。

残り湯を翌日に使いまわす

この節水方法をやっている家庭は多いでしょう。お湯がもったいないので、あまり汚れていないようなら翌日のお風呂のためにとっておき、沸かしなおす方法です。

人の目には見えませんが、使った後の浴槽には垢や皮脂などの汚れが残ります。その汚れを餌とする雑菌が時間の経過とともに繁殖するため、衛生的とはいえません。ただ、残り湯を洗濯用として使う方法なら洗剤を入れますので衛生面の不安が減り、活用できると思います。

また、お湯をいつまでも残しておくと、垢や皮脂の汚れが浴槽の側面にこびりついてしまうのがデメリットです。汚れが蓄積すれば、洗剤をつけてスポンジでこすってもなかなか落とせなくなります。

まとめ

シャワーに比べると浴槽の節水はタイプによってやれる方法が限られます。洋式タイプを使っている家庭なら湯量を減らす方法を試しやすいので、ぜひやってみてください。その他のタイプならお湯がムダにあふれるのを防止する工夫がやりやすいでしょう。