無料会員でヤフオクのオークションに不用品を出品すれば本当にお得?

スマホでショッピング

家にいながらフリーマーケットに参加できるヤフオク。気軽に不用品を売ってお金を稼げるのが嬉しいサービスです。

以前の記事でも、ヤフオクについて軽くご紹介しています。

オークション不用品が高く売れるかも?オークションで手早くお金を稼ぐ

そのご紹介した時からサービス内容が変化し、会費無料でヤフオクに出品できる仕組みが新しく登場しています

ヤフオク! – プレミアム登録不要 月額費無料でオークション出品が可能になりました

会費分の費用がなくなったため、ヤフオクで稼ぎやすくなったと期待するところですよね。ですが、有料会員として出品するときとはまた違った無料会員用のルールが設定されています。

有料会員登録が必須だったヤフオクが変化

以前なら「Yahoo!プレミアム」という月額税込498円の有料会員になれば、ヤフオクでオークションの出品者になれました。それが2018年3月19日以降、プレミアム会員にならなくてもヤフオクに出品できるサービスがスタートしています。

さらに2018年11月12日から無料会員の利便性が向上し、有料会員のサービスに迫る内容に変化しました。出品のハードルが下がったのは嬉しいですね。

とはいえ、従来のスタイルであるプレミアム会員としてのオークション出品も引き続き提供中です。

有料会員との差別化が行なわれているため、無料会員でヤフオクのオークション出品者になるには機能が一部制限されることを理解しながら利用する必要が出てきます。

無料会員と有料会員の違い

一覧にすると以下のような違いがあります。

無料会員 プレミアム会員
出品できる環境
  • スマホアプリ
  • PC
  • スマホのブラウザ
無料会員と同じ
出品終了期限 13時間~7日間。1時間単位で設定可能 無料会員と同じ
出品個数 1個
  • 評価10以下は1個
  • 評価11以上は9個まで
下書き機能 なし あり(10件まで)
オプション設定 できない できる
価格設定
  • 開始価格
  • 即決価格
無料会員と同じ
落札システム利用料 税込10% 税込8.64%
支払い方法の種類 Yahoo!かんたん決済
  • Yahoo!かんたん決済が基本
  • 一部カテゴリは他の支払方法を選べる
配送方法の選択
  • 1種類
  • 複数の選択が可能

無料会員でもすべてのデバイス・ブラウザで出品できる

2018年3月19日時点では、無料会員だとスマホアプリ(iOS・Android)でしか出品できませんでした。

ところが2018年11月12日からスマホアプリに加えて、PCとスマホブラウザからでも出品できる仕組みに変化しています。有料会員と同じ環境でオークションを利用できるようになったんですね。

仕様変更のおかげで、この部分に関しては無料会員のデメリットがなくなりました。

出品できる時間に違いはなし

以前の無料会員は翌日夜9時~10時が出品期限でした。

それが2018年11月12日から有料会員と同じく、13時間~7日間の出品期限に変化しています。この時間内なら1時間単位で設定できる仕組みです。

無料会員はオプション設定に制限がある

無料会員で出品する場合、ヤフオクの有料オプションを設定できません。無料オプションなら一部利用できますが、選択の切り替えは有料会員のみの特権です。

とはいえ、オプションを利用しないからといって売れないものでもないので、場合によってはそこまで気にならないかもしれませんね。

それに無料会員の無料オプション設定は変更ができないだけで、トラブル防止に役立つ「入札者評価制限」のオプションは利用できます。

入札者評価制限とは、他のヤフオクユーザーから多くの悪い評価を受けた悪質なユーザーに対して、入札制限を付けられるサービスです。

一方で、本人確認に使える「入札者認証制限」は無料会員だと利用できません。注意しましょう。

その他、有料会員のみ利用できるサービスには以下のようなものがあります。

  • 自動再出品
  • 最低落札価格
  • 海外発送
  • 特定カテゴリへの出品(中古車・新車、ボートなど)

無料会員でも即決価格の設定が可能

以前の無料会員は「開始価格のみ」で、「即決価格」では出品できませんでした。これも2018年11月12日以降見直されて、有料会員と同じく即決価格の出品も可能になっています。

「即決価格」とは、出品者が設定した価格よりも高い入札額をつけた人が直ちに落札できる機能です。少し高めの価格で出品したとしても、いくらでも良いから今すぐ購入したいユーザーがあらわれた場合に有利です。

一方で、同じ商品を出品するライバルが多いと、即決価格では割高に見えるのがデメリットです。他の安い出品者へ購入希望のユーザーが流れるリスクが増します。

よほど人気のある商品ならまだしも、そうでなければなかなか売れず、困ることになるでしょう。

即決価格の出品は少し特殊なので、頻繁に利用する機会はないかと思います。

ただ、様々な価格設定が用意されているのは出品者の都合に合わせやすいとも言えますし、無駄な存在ではありません。

落札システム利用料が無料会員だと割高

「落札システム利用料」とは、ヤフオクに出品した商品が売れた場合に、ヤフオクの運営側へ支払う手数料のことです。

売れた商品の代金に対して、予め決まっている利率分が取られます。この利率が有料のプレミアム会員よりも無料会員のほうが高く設定されています

落札価格が5000円の場合
プレミアム会員
(8.64%)
5,000円 - 8.64% = 4,568円
無料会員
(10%)
5,000円 - 10% = 4,500円

有料のプレミアム会員なら手数料として取られる利率が低いので、手元に残るお金は多めです。ですが、5000円の落札価格で比較すると大した差ではないので、利率の高い無料会員で十分な気がしますよね。

利率は落札価格が高くなるほど差が広がります。

例えば、5万円で商品が売れたとしましょう。

落札価格が5万円の場合
プレミアム会員
(8.64%)
50,000円 - 8.64% = 45,680円
無料会員
(10%)
50,000円 - 10% = 45,000円

5万円は5000円の10倍ですから、差も10倍です。差額は680円で、プレミアム会員の月額税込498円よりも高くなりました。

単純に月5万円以上ヤフオクで売る力があれば、無料会員より有料会員で出品するのが手元に残るお金が多くなる計算になりますね。

有料会員で損をしない落札価格として、有料会員と無料会員の差額が544円になる月4万円を目安にしましょう。

不用品が高額で売れそうな場合、よく考えてから会員登録の種類を選びたいところです。

入札価格が気に入らない時の対処について

ヤフオクに出品し、入札者があらわれてくれたら売れるのでホッとしますよね。でも、その入札者が提示する入札価格が低すぎた場合、あなたならどう考えるでしょうか?

この入札価格だと安すぎるし、ちょっとこの人には売りたくないな

そんな風に思いませんか。

ヤフオクでは入札者があらわれても出品を取り消す機能を使えば、商品を売らずに済みます。もっと高い入札価格をつけてくれる人を探すのに便利です。しかし、出品取り消しの機能は有料で、1つの出品につき税込540円を支払わなければなりません。

マメ知識として覚えておきましょう。

フリマの出品について

今回の無料会員と有料会員の比較内容は、オークションの場合です。ヤフオクには他に、フリマ出品が用意されています。

入札ではなく定額で出品する方法で、フリマアプリで有名なメルカリと同じシステムだと思ってください。

ヤフオクのフリマ出品はオークションの無料会員に比べて、ややサービス内容が薄い感じです。

但し、フリマ出品の枠内に限ると、無料会員と有料会員の基本サービスはどちらも一緒です。違うのは落札システム利用料の部分で、オークションと同じく無料なら10%、有料なら8.64%分が売れた価格に対して発生します。

結局のところ無料会員はお得なのか?

2018年11月12日から無料会員のサービスが大幅に向上しました。入札者評価制限のオプションが標準装備なのも嬉しい配慮です。

1カ月間で高額の商品を売るようなことが無い限り、無料会員の立場で十分に感じるでしょう。

ただ、「月4万円以上の落札価格が見込める」なら、プレミアム会員での出品にメリットを感じます。

取引のトラブルを未然に防ぎやすい各種オプションをすべて設定できる点など、プレミアム会員だからこその有利なサービスが充実しています。

無料会員はたまに不用品を売るような、お手軽感を重視する人に向いているかもしれません。但し、頻度が少なくても高額で売れそうな商品を出品する場合、そのときだけプレミアム会員になっていると月会費を支払っても多くの利益を得られます。

また、プレミアム会員はヤフオクの特典ばかりでなく、ヤフーの関連サービスがお得になるメリットが付いてきます。各種サービスを利用したい人は、有料会員になっておいても無駄になりません。

ヤフオクで4万円以上の儲けを得る自信ある人なら、落札システム利用料の安い有料会員がお得です。特にせどりで稼ぎたい人は、ぜひこちらを目指したいですね。