どれだけ安い?大手スマホと格安スマホの料金を使い方で比較

格安スマホと相性が良い人なら、さっさと大手スマホをやめてしまいましょう。生活費を節約して貯金する方法として、大きな効果をもたらしてくれるからです。

貯金や節約に貢献してくれる格安スマホのメリットやデメリット、相性が良い人・悪い人については過去記事が参考になります。

大手スマホを格安スマホにする節約がおすすめの人・すすめない人

安いことはわかった。でも、具体的にどれくらいのお金を節約できるの?

ならば、大手スマホと格安スマホを具体的な料金で比較してみましょう。人それぞれスマホの利用環境は違うでしょうが、少しでもヒントになればと思います。

MEMO
記事内容が古くなっている・間違っている場合もありますので、必ず各サービスの公式サイトで最新情報の確認をお願いします。

パターン別に見る大手スマホと格安スマホの料金

ドコモ・au・ソフトバンクの3社が大手スマホに該当します。

サービス名が違うものの、かけ放題やデータ通信の定額制など、基本的な内容は3社とも一緒で、料金もほとんど差がありません。

今回は、国内で最も利用者が多い「ドコモ」を例にして月々のスマホ料金を紹介しましょう。

個人でドコモスマホを契約すると想定します。家族でデータ容量を分け合えるシェアパックがドコモから提供されていますが、使い勝手の自由度が低い感じがしますので比較対象とはしません。

格安スマホ側からは、「mineo」と「楽天モバイル」を比較対象にしてみます。

mineoと楽天モバイルの公式サイトはこちら。

mineoにはドコモ回線のDプランとau回線のAプラン、ソフトバンク回線のSプランがあります。比較する大手スマホがドコモですので、Dプランの料金を参考にしてみました。

楽天モバイルは通話とデータ通信が込みの「スーパーホーダイ」で比較してみます。

MEMO
注意:比較する料金は税抜きです。

通話もネットもあまりしない

ドコモの場合

  • 5分以内かけ放題のカケホーダイライトプラン
  • ベーシックパック「ステップ1」(1GB)
  • ネット接続に必須のspモード

ドコモで最低限のスマホ利用なら、これら3つのサービスに加入するのが基本です。

カケホーダイライト:月額1700円+ベーシックパック「ステップ1」:月額2900円+spモード:月額300円
=合計:月額4900円

月に4900円程度ならそこそこ安いかもしれませんが、あまり通話もネットもしない人から見ると無駄に料金を支払っている気がしないでもありません。

mineoの場合

  • 音声通話SIMのデュアルタイプ(3GB)
  • 音声通話:mineoでんわ(30秒10円)

デュアルタイプは通話・SMS・データ通信ができるプランです。mineoだとデータ容量に1GBが無いので、ワンランク上げて3GBの料金で比較します。

「mineoでんわ」とは専用アプリを使えば通常料金の半額で通話できるサービスです。電話回線を使うため、050のIP電話よりも音質がクリアです。

デュアルタイプ(3GB):月額1600円+mineoでんわで1カ月60分通話:1200円
=合計:月額2800円

ドコモよりも約2000円安くなる結果になりました。音声通話のサービス内容が違うので単純比較はできませんが、mineoでんわを使わなくても(30秒20円)月額4000円で済みます。

1カ月間でほとんど電話をかけなければ、その分の通話料金が発生しません。スマホ料金がデュアルタイプの月額料金1600円に限りなく近くなるのが節約には嬉しいところ。

ちなみにデュアルタイプの最低データ容量500MBを選べば、毎月200円安くなります。

楽天モバイルの場合

  • スーパーホーダイ「プランS」(2GB)

スーパーホーダイには「楽天でんわ」の10分以内かけ放題がついています。楽天でんわはmineoでんわと同じような仕組みで、30秒10円です。

スーパーホーダイ「プランS」(2GB)
=合計:2980円(3年目以降)

大手スマホ・ドコモの月額4900円に比べて、楽天モバイルもかなり安いですね。電話を極力かけない場合だとmineoが安いでしょう。

スーパーホーダイ「プランS」は楽天会員であれば2年間に限り、月額1480円以下で利用できます。

ドコモの長期契約割引を適用した場合

4年以上のドコモ利用で徐々に割引が適用され、15年以上使い続ければ最も割引額が大きくなります。15年以上継続利用した場合の月額料金を比較してみました。

  • ドコモ(15年割引適用済):月額4700円
  • mineo:月額2800円
  • 楽天モバイル:月額2980円

ちなみにドコモの特典には料金割引とは別に、dポイントを受け取れる特典も選択できます。いずれか一つだけ選択しますが、dポイントなら料金割引の1.2倍分を受け取れてほんの少しお得です。

docomo with 対応機種について

ドコモで購入できるスマホには「docomo with対応機種 」というものが存在します。対応機種を新規契約・機種変更・乗換などで購入した場合、その機種を使い続けている間ずっと毎月1500円の割引が適用されます。

  • 「ドコモ(15年割)+docomo with」割引:月額3200円

これなら格安スマホに迫る安さですね。ただ、docomo with 対応機種は少なくiPhoneを選べても古い機種限定です。高機能な最新の人気機種を選びたい人にとっては、ほとんど意味のない割引サービスでしょう。

頻繁に通話をしてネットもそこそこ利用する

ドコモの場合

  • 24時間かけ放題のカケホーダイプラン
  • ベーシックパック「ステップ3」(5GB)
  • spモード

国内通話が24時間いつでも定額でかけ放題なら、たくさん通話しても料金が気になりません。データ通信に関しては一般の人なら5GBもあれば十分すぎるでしょう。

カケホーダイ:月額2700円+ベーシックパック「ステップ3」:月額5000円+spモード:月額300円
=合計:月額8000円

通話とネットのサービスが良くなった分、料金が跳ね上がっていますね。先程のあまり使わないパターンに比べて、月々3000円以上高くなります。

mineoの場合

  • デュアルタイプ(6GB)
  • mineoでんわで10分かけ放題

mineoには24時間かけ放題がありません。代わりとして、mineoでんわを使った10分以内かけ放題のオプションを追加してみました。また、mineoには5GBのデータ容量がないため、6GBを参考にします。

デュアルタイプ(6GB):月額2280円+10分かけ放題:月額850円
=合計:月額3130円

ドコモに比べて半額を遥かに超える安さです。長時間通話には向きませんが、1回の通話が10分以内ばかりなら、mineoでずい分とムダを削れるでしょう。

楽天モバイルの場合

  • スーパーホーダイ「プランM」(6GB)

スーパーホーダイもmineoと同じで、24時間かけ放題がありません。代わりに「楽天でんわ」の10分以内かけ放題が標準でついています。

スーパーホーダイ「プランM」(6GB)
=合計:3980円(3年目以降)

mineoにはかないませんが、ドコモに比べて半額程度の料金におさまりました。十分な安さだと思います。

スーパーホーダイ「プランM」は楽天会員であれば2年間に限り、月額2480円以下で利用できます。

ドコモの長期契約割引を適用した場合

  • ドコモ(15年割引):月額7200円
  • mineo:月額3130円
  • 楽天モバイル:月額3980円

docomo with 対応機種

  • 「ドコモ(15年割)+docomo with」割引:月額5700円

通話はたくさんしたいけどネットは最低限でよし

ドコモの場合

  • 24時間カケホーダイプラン
  • ベーシックパック「ステップ1」(1GB)
  • spモード

ウェブサイト閲覧やメールの送受信、SNS利用くらいなら1GBのデータ容量で十分です。実用的で、利用者の多い組み合わせかと思います。

カケホーダイ:月額2700円+ベーシックパック「ステップ1」:月額2900円+spモード月額300円
=合計:月額5900円

mineoの場合

  • デュアルタイプ(500MB)
  • mineoでんわで10分かけ放題

mineoは1GBのコースが取り扱い終了となったため、最も低いデータ量である500MBのコースで計算してみました。

デュアルタイプ(500MB):月額1400円+10分かけ放題:月額850円
=合計:月額2250円

これも月額5900円のドコモに比べると半額以下です。外出先で動画をほとんど見ない、メールは普通に使ってそこそこSNSを楽しむ、アプリの使用とたまにウェブサイトを閲覧をする程度であれば、500MBで足りることも多いでしょう。

楽天モバイルの場合

スーパーホーダイで最もデータ量が少ないのは2GBのプランSです。

楽天モバイルにはスーパーホーダイの他に組み合わせプランが存在し、その中に「ベーシックプラン」というデータ量の制限のないものが用意されています。ただ、ベーシックプランだと通信速度が最大でも200kbpsまで下がるので、ネットを快適に使うには不十分かもしれません。

そのため、スーパーホーダイのプランSが比較対象に適していると思います。

ドコモの長期契約割引を適用した場合

  • ドコモ(15年割引):月額5700円
  • mineo:月額2250円
  • 楽天モバイル:月額2980円

docomo with 対応機種

  • 「ドコモ(15年割)+docomo with」割引:月額4200円

電話はほとんどかけない。外でゲーム・動画をたっぷり楽しむ

ドコモの場合

  • 5分以内カケホーダイライト
  • ウルトラデータLパック(20GB)
  • spモード

1ヶ月で20GBも使い込むのはかなりのヘビーユーザーです。テザリングでタブレットやノートパソコンをよく使う人も対象になってきそうですね。

カケホーダイライト:月額1700円+ウルトラデータLパック:月額6000円+spモード:月額300円
=合計:月額8000円

24時間カケホーダイ&ベーシックパック「ステップ3」(5GB)と同じ8000円になりました。

mineoの場合

  • デュアルタイプ(20GB)
  • mineoでんわ(30秒10円)

ドコモのウルトラデータLパックと同じ、20GBのデータ容量が用意されています。通話はほとんどしないため、10分かけ放題のオプションは付けません。

デュアルタイプ(20GB):月額4680円+mineoでんわで1カ月60分通話:1200円
=合計:月額5880円

通話を滅多にしない場合なら、デュアルタイプ(20GB)の月額料金に限りなく近くなります。

楽天モバイルの場合

  • スーパーホーダイ「プランLL」(24GB)

スーパーホーダイのプランLLを選ぶと上限24GBまで使えます。組み合わせプランというmineoのような料金体系なら20GBを選べますが、ほぼmineoと同じような料金です。

スーパーホーダイ「プランLL」(24GB)
=合計:6980円(3年目以降)

スーパーホーダイだと10分かけ放題を外せません。その分だけmineoよりも料金が高くなるのは仕方がないでしょう。

スーパーホーダイ「プランLL」は楽天会員であれば2年間に限り、月額5480円以下で利用できます。

ドコモの長期契約割引を適用した場合

  • ドコモ(15年割引):月額7200円
  • mineo:月額5880円
  • 楽天モバイル:月額6980円

docomo with 対応機種

  • 「ドコモ(15年割)+docomo with」割引:月額5700円

mineoに比べて180円安くなりました。楽天モバイルのスーパーホーダイ・プランLLと比較するなら、遥かに格安です。

しかしmineoの場合、ほとんど通話をしなければデュアルタイプの月額4680円に限りなく近く料金を抑えられるのがメリットです。これは楽天モバイルの組み合わせプランで20GBを選んだときにも同じことが言えます。

24時間かけ放題+ネットもたくさんの場合

ドコモのカケホーダイとデータLLパック(30GB)の組み合わせで、月額1万1000円です

mineoや楽天モバイルの組み合わせプランにも、30GBのコースが用意されています。しかし、両者には24時間かけ放題がないので、この領域になると格安スマホでは対応が不十分です。

とはいえ、ドコモのカケホーダイとデータLLパックの料金はあまりにも高すぎます。ドコモのカケホーダイとモバイル回線専用サービスの「WiMAX2+」を使えば、節約しやすくなるでしょう。ちなみにドコモで20GBのデータ容量を使いたいときも、WiMAX2+との組み合わせを考えてみてもよさそうです。

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まとめ

大手スマホ・格安スマホともに、記事の執筆時点の料金です。今後変更になったり、新しいサービスが登場したりすることもあるでしょう。

1カ月間であまり通話をしない、ネットは外出先で少し、自宅のWi-Fi接続がメインなら、早めに格安スマホで節約効果を実感するのがおすすめです。

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