洗濯機で使う水の量を減らしてみたい!節水方法と注意点

洗濯機を毎日のようにガラガラと動かしていると、「大量に使っているこの水が原因で水道代が高くなってしまうんだろうな」と考えることもありますよね。

もう少し使う水の量が減ってくれたなら「水道代が浮いて生活が楽になるのに」「貯金する余裕が生まれるのに」そう思いたくなるものです。

衣類を洗う際に使う水の量を減らす方法はいくつかあります。但し、ちょっとした注意点が存在しますので、必ずチェックしてから正しい方法で節水を行ってください。

洗濯機で使う水の量の目安は?

各家庭における洗濯機の大きさ・種類・洗濯物の量によって違うため、明確な数字であらわすのは困難です。

参考として、花王の公式サイトに全自動洗濯機の水量の目安が記載されています。それを見ればなんとなくイメージできるかと思います。

引用元:花王株式会社 製品Q&A 洗たく機の大きさや洗たく物の量から、使う洗剤の量を計りたいのですが?

小さな洗濯機なら30L、大きな洗濯機なら65Lといったところですね。この水の量は洗濯物の量で変わってきます。

洗濯する回数が増えれば同時に水の量も増えます。2回とも30Lの水を使うなら、合計で60Lの計算です。

お風呂の残り湯で節水

使い終わった後のお風呂の浴槽に残ったお湯を、そのまま洗濯機で使う方法です。

汚いイメージがあるでしょうが、洗濯の際には洗剤を入れますのでそれほど気にする必要はありません。ただ、あまりにも浴槽のお湯が汚れていると洗剤を入れても衛生面が心配なので、使わずに捨てるのがよいでしょう。

浴槽の残り湯を使うなら、まだお湯の温かいうちがおすすめです。冷たい水に比べて衣類の汚れが落ちやすくなります。

この方法で節水すれば、年間にして数千円の水道代を節約できるほど大きな効果を持っています。

残り湯の使い方

風呂桶やバケツを使ってお湯を運ぶのは大変です。浴槽からお湯を自動で汲み上げる、専用のバスポンプを使ってみるとよいでしょう。

バスポンプ 湯ポポン 10 (4mホース付) BP-40

残り湯を汲み上げる機能が標準装備されている洗濯機もあります。あなたの家庭で使っている洗濯機にそのような機能がついていないか、調べてみてください。

入浴剤を入れたお湯でも使える?

使えるかどうかは入浴剤のパッケージを見てください。説明書きのところに「残り湯は洗濯に使えます」といったような内容が書かれているなら大丈夫です。そのまま使えます。「使えない」「何も書かれていない」ようなら、使わないのが無難です。

すすぎに残り湯を使わないこと

洗濯機で残り湯を使えるのは洗濯のときだけです。すすぎは洗剤を入れないため、せっかく洗った衣類に浴槽に残った汚れや雑菌が移ってしまいます。雑菌が付着すると衣類から不快なニオイが発生する原因になるので気をつけましょう。

洗濯に残り湯を使い、その後のすすぎでは普通に水道水を使って洗剤を落とします。柔軟剤で仕上げるときにも残り湯の使用を避けます。

水をためてすすぐ

すすぎの際に水道の水を出しっぱなしにする「注水すすぎ」で洗濯機を回していませんか?水をためてすすぐ「ためすすぎ」だと洗剤が残ってしまいそうに感じますが、ためすすぎでも脱水して2回に分ければ、洗剤の濃度がかなり薄まります。

参考 洗濯機/洗濯機のすすぎには、どんな方法がありますか-家電製品Q&A東芝ライフスタイル株式会社

「注水すすぎ」だと常に水を垂れ流しながら洗濯機を動かすため、水道代を節約するなら「ためすすぎ」がおすすめです。

洗濯の回数を減らしてみる

「白もの」「色柄もの」「汚れのひどいもの」

これらをまとめて洗濯機に詰め込めば、衣類に色や汚れが移ってしまいます。分けて洗濯するのが基本ですが、洗う回数が多くなるのと同時に水道代がかかって困りますよね。

洗濯物の種類ごとに分けるのをやめるのは難しくても、洗濯の回数を減らす方法ならできる可能性が高まります。

毎日欠かさず洗濯するのではなく、数日おきに洗濯してみてはどうでしょうか?1人暮らしであったり、頻繁に汚れを落とす必要のない衣類ばかりの家庭であったりすれば、毎日洗濯しなくても大丈夫でしょう。

数日分の洗濯物をまとめて洗いますので、洗濯機を使う回数が減ります。

例えば、白ものと色柄ものを2回に分けて洗濯する場合で、1カ月間の使用回数を比べてみましょう。

1カ月間(30日)、毎日洗う
洗濯2回 × 30日 = 60回
1カ月間(30日)、1日おきに洗う
洗濯2回 × 15日 = 30回

1日おきに洗えば、白ものと色柄ものを分けたとしても半分の回数で済んでしまいます。

但し、以下の2つの例だとどちらも同じ使用回数になりますから、1日おきの節水効果は狙えません。

  • 1日で2回に分けて洗濯する。
  • 1日おきで4回に分けて洗濯する。

上のような例でも、1日おきのほうがすすぎの回数を減らせる状況だと、効果は少し弱まりますが節水できるでしょう。

洗濯物の量が少ない家庭で行いやすい節水方法だといえますね。

手洗いで洗濯機を使う回数を減らす

白ものや色柄ものなどを分けて洗濯する場合に、どちらか一方の洗濯物の量が少ないなら、手洗いの方法を試してみましょう。下着だけは毎日洗いたい場合にも使える方法です。

洗濯物の量が少ないのに、わざわざ洗濯機に水をためるのはもったいないですよね。ほんの少しの量なら桶やバケツなどに水と洗剤を入れて手で洗ってしまいましょう。脱水には水を使いませんから、普通に洗濯機を使って済ませます。

洗濯機で節水をする際に気をつけたいこと

湿った洗濯物をいつまでも放置しない

カビが生えます。ポツポツと黒いカビが衣類についてしまえばもう落ちません。洗濯物をまとめて洗えば水道代の節約にはなりますが、カビは湿気を好みますので、湿った洗濯物を何日も放置するのはやめましょう。

カビが生えなくても、衣類に嫌なニオイがつくこともあります。汚れた衣類をいつまでも放置しておくうちに汚れを餌とする雑菌の繁殖を招くのが原因です。

時間の経過で汗や皮脂の汚れが衣類に黄色く残ってしまうリスクについても注意しましょう。

洗濯の節水を行うならほどほどが大事

出来る限り洗濯機で水を使わないようにすれば、その分だけ水道代の節約に貢献してくれるでしょう。しかし、節約に徹底しすぎるのは問題です。水を使わずに済むからといって洗濯物を何日も放置しすぎるのは危険です。カビやシミなどの落ちない汚れが残り、大切な衣類をダメにします。

これではダメになった衣類の購入費用が増えて、水道代の節約効果が台無しです。毎日のように洗濯機を使っても節水できるような気持ちで行うのがちょうどよいでしょう。