せどりと中古買取のどちらを行えばお金を稼げるのか?

お金の詰まった財布を片手に満足する人

商品を仕入れて売るだけのせどりは、ネットを使ったお金の儲け方として人気です。

自分のお店を構えなくてもよいので莫大なコストがかからず、少ない資金からでも始めやすいのが魅力でしょう。

ですが、「せどりで本当にお金を稼げるのか?貯金を増やせるのか?」そんな疑問や不安を抱く人は多いと思います。

せどりのコツさえ掴めばお金を稼げます。これは間違いありません。

しかし、人によってはせどり以外の方法を選ぶのが良いかもしれません。せどりがすべての人にとって、必ずしもお金稼ぎや貯金のためのベストな方法になるとはいえないからです。

せどりと買取を比較してみる

せどりと比較しやすい方法として、「中古品の買取(不用品の売却)」があります。

商品を買って売るのがせどりの基本ですが、買取も似たような手順を踏みます。

2つの違う点はどこでしょう?

それは「目的」が当てはまるのではないかと思います。

  • せどり:売るためにものを買う
  • 買取:自分が使っていたものを中古品として売る

最終的に「ものを売る」点だけを見ると、せどりも買取も同じであるのがわかりますよね?

違うのは、「ものを購入する目的」です。

この違いを元に、せどりと買取の特徴を見比べてみましょう。

補足
この記事で比較対象にする「買取」には買取ショップへ売る方法の他、ネットオークション・フリマアプリに出品して売る方法も含みます。

せどりは「お金を増やす方法」

買取と違い、せどりでは購入した商品を自分のために使いません。

売る目的に絞って仕入れます。

購入した商品価格よりも高く他人に売るのがせどりの原則です。結果的に差額で儲けが得られます。

つまり、せどりはお金を増やす方法だといえるでしょう。

  1. 商品を仕入れる(仕入れコストの分だけお金が減る)
  2. 商品を高く売る(差額分だけお金が増える)

最初の1の段階では普段の買い物と同じで、手持ちのお金が減ります。しかし、2の段階で減ったお金よりも高く売れば、以前よりもお金が増えます。

わかりやすくするために、具体的な数字で見てみましょう。

今あるお金が1万円だとします。仕入れる商品が2000円なら、

10,000円 - 2,000円 = 8,000円

仕入れた分だけお金が8000円に減りました。

その後、仕入れた商品が3000円で売れたなら、

8,000円 + 3,000円 = 11,000円

今あるお金8000円に売れた3000円が加わって、1万1000円になりました。

仕入れ前が1万円だったので、最終的にお金が1000円増えています

買取は「お金を節約する方法」

買取を利用するのは、不用品を売るためです。せどりのようなお金儲けとは違います。

「ゴミの日に捨てる予定だったものを他人に売り、お金を得る方法」といえばわかりやすいでしょうか。

ものを売ってお金を得るのはせどりと同じです。しかし、お金を増やすというよりも、不用品の購入代金を少しでも回収する工夫だといえます。

これもせどりの例と同じように、具体的な数字で見てみましょう。

今あるお金が1万円です。ほしい商品が2000円だとしたら、

10,000円 - 2,000円 = 8,000円

お金が8,000円に減りました。

その後、購入した商品が不用になり、中古品として1000円で買取ショップやオークション、フリマで売れたとしましょう。

8,000円 + 1,000円 = 9,000円

買取金額の1000円分を取り戻せました。ただ、購入した商品が2000円だったので、元の1万円から1000円減って、9000円が手元にある状態です

買取の場合、せどりのように購入した商品の価格よりも高く売れるケースは稀です。

商品代金の回収には使えますが、買取で元のお金を増やすのは極めて困難だと思います。主に節約目的として使う方法になるでしょう。

儲けにくいが買取のほうが簡単

せどりと買取の特徴を比較してわかるのは、今よりもお金を増やすなら、せどりが優秀だということです。

一方の買取だとお金稼ぎに向かないので、お金が欲しい人、貯金をたくさん増やしたい人にとって魅力が薄れる存在かもしれません。

しかし、難易度で比較すると、せどりのほうが高くなります

せどりでお金儲けをするなら、必ず仕入れの段階で安く購入し、売る段階で仕入れ価格よりも高く売らなければならないからです。

せどりはリスクを持ったビジネス

商品を安く仕入れて高く売るのがせどりです。こう見ると、普通の販売店と同じような感じがしませんか?

そうです。せどりは立派な仕事、ビジネスなんですね。本業・副業・お小遣い稼ぎなど目的がどうであれ、ビジネスの要素が詰まったお金稼ぎの方法です。

ビジネスでは利益、つまりは儲けを得なければ意味がありません

仕入れた商品が高く売れなければ儲けゼロ、もしくは赤字で損をするだけです。これを避けるためのテクニックを求められます。

その他、せどりの主な特徴を以下にまとめてみましょう。

  • 仕入れ価格よりも高く売れる商品を見極める。
  • 割安な商品を売っている店舗を探す。
  • たくさん売るほど儲けは増えるが、増えた在庫の管理をどうすべきか?
  • 出品の手数料・送料・梱包などのコスト。
  • 高く売れない商品を仕入れてしまうリスク。

こんな感じでしょうか。

せどりはお金を増やせるのが大きなメリットです。しかし、失敗するとお金をムダに減らすリスクが存在します。

高く売れない商品を大量に仕入れてしまえば、不要な在庫を抱えるのと同時に、大きな赤字を生んでしまうことでしょう。

割安商品を仕入れるテクニック、高く売れる商品を見極めるテクニックなどが必要です。

このテクニックを磨くには何度もせどりを体験して、成功と失敗から学ぶしかありません。

買取の魅力はプレッシャーとリスクの低さ

儲けが得られやすいせどりに比べると、買取で儲けるのはほぼ無理だと思いましょう。

ですが、せどりと違って「必ず元よりも高く売らなければならない」といったプレッシャーをほぼ持たず、リスクの低さが買取のメリットです。

  • 不用品を高く売れたら嬉しいが、稼ぐわけではないのでそこまで気にならない。
  • 赤字のリスクは送料と梱包、出品の手数料くらい。
  • 希少価値の高いものなら元の価格よりも高く売れる可能性がある。

買取の場合、自分が使っていたものを中古品として売ります。まず元の価格よりも高く売れることはないでしょう。

しかし、入手が困難な人気商品・希少価値の高い商品などを出品すると、元の価格よりも高く売れる場合があります。

とはいえ、このような幸運に恵まれるケースは非常に稀です。あまり期待しすぎないようにしたいところですね。

不用品を売るのが買取の主な目的ですから、稼ぎをあまり気にしなくて済みます。

せどりと違い、高く売れそうな商品を探し回り、安く仕入れるテクニックを磨く手間がいりません。誰にでもできるハードルの低さが、買取の優れた部分ですね。

買取でリスクを注意するなら、送料と梱包の費用、出品の手数料くらいでしょう。

これらの費用が売った価格よりも高くなると赤字です。赤字になるくらいなら売るより捨てたほうがお金の節約になります。

せどりと買取を選ぶポイントはここ

「今よりもお金を増やしたい!」

「多少難しくてもチャレンジして、お金稼ぎのテクニックを身につけたい!」

そんな人にはせどりが向いています。

最初はなかなか稼げないかもしれません。損をすることだってあるでしょう。

しかし、せどりの経験を積んでコツを掴み軌道に乗れば、お金を増やせる幅がぐんと広がります。増えた分だけ、貯金や何かの出費にお金を回す余裕を生んでくれるのがメリットですね。

せどりに対する個人的な意見
『せどりで手軽に数十万~数百万円稼げる』といった内容の話をネットでよく見かけますが、このような話を信じすぎるのは危険だと思います。数百円、数千円、数万円を稼ぐといった具合に、低い目標から始めるほうが挫折やリスクを抑えられるでしょう。
「今以上にお金を減らすリスクはできる限り避けたい」

「少なくてもいいので節約しながらお金を貯めたい・支出を減らしたい」

このような人には買取がおすすめです。

元のお金を増やすのはまず無理ですが、不用になったものをタダで処分するのではなく、売ることで少しでもお金を取り戻せます。

せどりに比べ、あまり難しいテクニックはいりません。普段購入している趣味のものや生活のものを売るだけです。「売れやすい商品を仕入れる」など難しく考えなくても、気軽に誰にでも始められます。

得られるお金はせどりの成功よりも少ないケースばかりですが、不用品を売って手に入れたお金を生活費や娯楽費の足しにすれば、節約に繋がります。

節約できた分でチリツモ貯金を始めてみてください。無理なくお金を貯められるでしょう。

今回の記事を参考に、あなたが希望する目的や、できそう・頑張れそうなやり方を自由に選べば良いと思います。

せどりは損をするリスクがあるものの、やってみて相性が悪いと判断したならやめればいいだけです。買取はいつでも始められます。

どちらにしても、まずはチャレンジしてみることが一番ですね。