【せどりの注意点】その他の費用を考えなければ損をする恐れあり

そろばん

せどりは仕入れ価格と販売価格の差額で儲ける方法です。商品を売って稼ぐ基本中の基本で、この法則から外れると損をしてしまうでしょう。

とはいえ、相場よりも割安な商品を仕入れたからといって、安心はできません。

注意しなければならない点として、「その他の費用」を考えておく必要があるからです。

その他の費用を考えずに売ってしまった結果

せどりはボランティアではありません。

お金を増やす・儲けるために行います。

この考えはとても重要です。せどりを利用してお金を貯めたいと思っているなら、忘れないようにしてくださいね。

そして、せどりでお金を増やす・儲けるために、今回の注目点である「その他の費用分」も回収できるよう、仕入れた商品を売るのが絶対条件です。

その他の費用分を回収できなかったら結果は「赤字」。つまりは損をします

回収できたとしても、売り方によっては「儲けなし」で終わってしまうでしょう。

損や儲けなしで終わらせないために、以下の基本を忘れないでください。

せどりで参考にしたい基本の式

多くの人が想像する儲けの式を見てみましょう。

販売価格 - 仕入れ価格 = 利益

上の式でいう仕入れ価格は、商品の価格です。

この仕入れ価格よりも販売価格が高ければ利益を残せます。誰でも考えつく儲けの仕組みですよね。

ですが、上の式を参考にした仕組みだけで商品を売るのは間違っています

本当にせどりで儲けたいなら、以下の式を考えなければなりません。

販売価格 -(仕入れ価格 + その他の費用)= 利益

これに税金が絡んでくることもあります。ただ、今回はそれよりも損をする原因になりやすい「その他の費用」に注目しましょう。

(仕入れ価格+その他の費用)が販売価格より上回れば赤字です。同じなら利益が出ず、意味がありません。

せどりで売れた商品が1000円だとしましょう。

売れた商品の仕入れ価格が600円、その他費用が500円なら合計1100円です。

1000円で売ったらマイナス100円で損をします。

600円の安さで仕入れに成功しても、その他の費用に500円もかけたら結局は失敗に終わります。

その他の費用の発生を考えずに仕入れた商品を売ると、このような結果を生む危険があることを忘れないでください。

せどりで発生する「その他の費用」の種類

考えられる費用をあげてみました。

その他の費用
交通費・送料・梱包費用・支払いの費用・サービス利用料

この内の一部だけで済む場合や、全てが当てはまる場合もあります。せどりのやり方によって発生する種類は違ってくるでしょう。

交通費

売りたい商品をお店で仕入れる際に発生します。車のガソリン代、電車やバスの運賃が代表的です。

歩いて通える店舗でも大きな商品を仕入れたり、一度にたくさん仕入れたりする目的なら、車を使って自宅まで運ぶ必要が出てきます。お店に配達を依頼するケースなら、配送料を取られるのが普通です。

交通費は商品を売る際にもかかります。

購入者へ商品を送り届けるために郵便局や運送会社を利用しますが、局や営業所から商品を発送する際に車や公共の乗り物を使ったとしましょう。そこまでの移動分の交通費が、その他の費用として発生します。

送料

ネットショップを活用した電脳せどりで仕入れるなら、購入した商品を自宅まで届けてもらうための送料をお店に支払います。

逆に商品を売る場合だと、買ってくれた人の元へ届けるための送料が必要です。

梱包費用

商品をむき出しの状態で届けるわけにはいきません。ダンボールや封筒などの梱包材に入れて発送するのが常識です。

また、輸送中に商品が破損するのを防ぐクッション材を入れる必要も出てくるでしょう。

その他では、汚れ・擦れ防止用のビニール袋、密封するためのガムテープなどが該当します。

支払いの費用

主にネット通販の仕入れで代金の支払い方法の選択によっては、以下のような手数料が発生します。

  • 代金引換の手数料
  • 「銀行振込」「コンビニ払い」「郵便振替」利用時の手数料
  • 後払いの手数料

他にも、クレジットカード払いで3回払い以上の分割払い・リボルビング払いにすると、代金とは別にカード会社へ利息を支払う義務が生じます。

サービスの利用料

アマゾン・ヤフオク・フリマアプリを通じて商品を販売するのが、せどりの基本です。

但し、各サービスの利用料が発生します。

売れた商品の価格に対して、数%の手数料をサービス提供側に払わなければなりません。

また、出品して売れた商品のジャンルによって別途費用を支払う場合があります。これもその他の費用として必ず計算してください。

発送を代行してくれるアマゾンのフルフィルメントを利用するなら、出品する商品をアマゾンが指定する場所へ納品するための送料がかかります。在庫の保管費用も考えましょう。

ヤフオクで自由度の高い出品方法を利用したい場合、Yahooプレミアムの月会費がかかります。

この他にも利用するサービスの内容によって、定められた費用を支払います。

せどりで赤字を避けるための対処法を考える

その他の費用ができるだけかからない工夫をして商品を売りましょう。せどりの儲けを増やす重要なポイントです。

交通費の節約

無計画に多数の店舗へ足を運ぶ仕入れのやり方を修正します。

「店舗が安売りを行うタイミングに的を絞る」

「仕入れるジャンルを決めておく」

など、ピンポイントな仕入れのやり方がおすすめです。

計画的に向かう店舗を決めておけばムダに移動距離を増やさないので、交通費を節約できるでしょう。

多額の交通費がかかる遠方の店舗を利用するなら、ネット通販の送料のほうが安く済む場合もあります。

また、商品を発送する際の交通費を節約する方法として、集荷が利用できます。

「集荷」とは郵便局や配送業者の人が自宅まで荷物を取りに来てくれるサービスで、ガソリン代や運賃をかけずに済みます。

送料の節約

送料無料もしくは送料の安いネットショップを使った仕入れがおすすめです。

一定金額以上の買い物で送料無料になるネットショップなら、まとめ買いで節約しましょう。

売れた商品を発送するときの送料を節約する場合、購入者に送料分を負担させればタダで済みます。

しかし、送料の負担を相手に求める方法は割高な印象を与えるのがデメリットです。売れない原因になるのが悩ましい部分ですね。

対策として、小さくて薄い商品なら「ネコポス」や「ゆうパケット」などの安く送れるサービスを活用しましょう。送料の割高感を薄める効果を持っています。

こちら側が送料を負担する場合にもコスト削減につながる、優れた対策方法です。

注意点として、安く送れるサービスを選ぶときにはできる限り「商品発送の証拠を残せる追跡サービスや配達記録のある方法」にしてください。

普通郵便やゆうメールの料金は安い一方で、追跡サービスが無く、配達記録が残りません。相手から商品が届かないとクレームを受けた場合に対処ができない大きなリスクを伴います。

他の節約方法として、送料の一部を相手に負担してもらうのもおすすめです。

売る側と買う側の双方にとって、送料の負担額を減らせるメリットがあります。

梱包費用の節約

簡素な梱包にしましょう。オシャレなダンボールやガムテームなどは必要ありません。一般的な無地の安いものを選びます。肝心の中身がきちんと保護されていれば十分です。

支払い方法の節約

手数料の発生しない支払い方法を選ぶだけです。

代金引換・コンビニ払い・銀行振込・郵便振替・後払いなどは極力使わないようにしましょう。

ただ、ネットショップや金融機関のサービスによっては手数料無料でこれらの支払い方法を選べるパターンが存在します。それなら問題ありません。

クレジットカードで支払う場合、利息の発生しない使い方に限定します。1回払い・2回払い・ボーナス払いなら大丈夫です。

どうしても分割払い・リボルビング払いを使いたいなら、支払回数を極力少なくして利用しましょう。支払回数が多くなるほど利息が高くなる仕組みだからです。

サービスの利用料を節約

完全無料で利用するのは無理だと思ってください。対策するなら、今現在のレベルに合わせたサービスを選択するのが良いかもしれません。

最初は必要最低限の低価格なサービスを選んで開始します。

徐々にせどりの儲けが増えてきて取扱商品の幅を広げたくなったら、そこで高機能なサービスの導入を決断しましょう。

低価格なサービスよりも効率良く、多くの利益をもたらす心強い味方になってくれるはずです。

とはいえ、最初から高機能なサービスを利用した方がうまく儲かるパターンもあるので、判断が難しいところですね。

お財布と相談しながら無理のない方法で試してください。

その他の費用を節約するならほどほどに

せどりで儲けたいのに、「その他の費用」があると何となく邪魔な存在に見えますよね。

ですが、その他の費用を全てムダな存在だと判断してはダメです。

行き過ぎた節約をすると利益を出す効率が悪くなったり、対応の悪い販売者として悪い評価が広まり、商品が売れなくなったりする危険をはらんでいます。

完全にムダだと思う費用だけを節約しつつ、割安な商品の仕入れを狙いましょう。