初心者や資金力のない人が選びたいネット証券はズバリこれ

パソコンで株式投資する人

ネット証券の多くで過剰なサービスを行っていません。

その分だけコスト削減がしやすく、安い手数料を維持できているんですね。

余計な支出になりがちな手数料を少なく抑えられるネット証券を活用すれば、資金が少ない人でも株式投資を始めやすいでしょう。

個人投資家を中心に人気の高いネット証券ですが、国内には似たようなネット証券がたくさん存在します。どこを選んだら良いのか迷ってしまうかもしれません。

そんな人のために、あまりお金をかけなくても株式投資を始められる、おすすめのネット証券をピックアップしてみました。

少額投資のしやすいネット証券

資金が少なくても投資しやすい環境の整った、ネット証券を選んでみます。

いろいろな意見もあるでしょうが、

SBI証券

マネックス証券

カブドットコム証券

以上の3つから選ぶのがおすすめです。

理由は「単元未満株の売買ができるネット証券」だからです。

  • SBI証券:「S株
  • マネックス証券:「ワン株
  • カブドットコム証券:「プチ株

それぞれの証券会社で単元未満株のサービス名は違います。しかし、サービス名が違っても、これらのサービスで共通するのが1株単位で株を売買できる部分です。

100株単位の単元株をばらして購入できるため、100円台や1000円台といった少ない資金でも株式投資ができるメリットを持っています。

単元未満株については以下の記事を合わせて読んでみてください。

にんにく 1個と1片100株も買えない人へ。単元未満株なら少額で株式投資を始められます

カブドットコム証券「プチ株」の手数料は少し高い

単元未満株なら安く株を購入できます。但し、手数料を考慮するなら「SBI証券」もしくは「マネックス証券」のいずれかを選びたいところです。

これら2つのネット証券に比べると、「カブドットコム証券」のプチ株はやや手数料が高いからです。

MEMO
2018年9月9日追記:カブドットコム証券の単元未満株「プチ株」の手数料が安くなりました。代金×0.500%の手数料で、最低手数料は48円です(いずれも税抜)。現状だとマネックス証券のワン株と同水準です。以下の比較は過去の内容として参考程度に留めてください。
証券会社名: カブドットコム証券 SBI証券 マネックス証券
単元未満株名: プチ株 S株 ワン株
手数料(税抜): 代金2万円まで100円。
その後、代金1万円ごとに64円加算。
代金×0.500%。
最低手数料50円。
代金×0.500%。
最低手数料48円。

S株とワン株は単元未満株の最低手数料が50円程度と格安です。一方のプチ株はS株やワン株の約2倍の100円もします。

単元未満株のサービスを使って2万円の銘柄を買う場合、

20,000円 × 0.5% = 100円

結果は手数料100円なので、3社ともほぼ同じ水準です。

しかし、2万円未満の単元未満株を買うとなれば、S株とワン株だと手数料が100円を切ってきます。プチ株だと100円のままで変化なしです。

1銘柄の購入を数千円程度の資金に設定し、いろいろな銘柄を同時に保有したいなら、カブドットコム証券では割高になってしまうでしょう。

できる限り少ない資金で多くの銘柄を買う投資方法でコスト削減を狙いたい場合、「SBI証券」もしくは「マネックス証券」を選ぶのがおすすめです。

国内株式の手数料で比較するなら?

単元未満株ではなく、一般的な単元株での注文で発生する手数料を比べた場合だと、

SBI証券

楽天証券

松井証券

あたりが良いでしょう。

国内株式とは、日本国内の株式会社が発行する株のことです。トヨタ自動車やNTTドコモなど、全部で3000銘柄以上存在します。

SBI証券と楽天証券の手数料はほぼ同じ水準なので、どちらを選んでも良さそうです。

代金5万円まで手数料50円。代金10万円まで90円。代金20万円まで105円くらいですね。(すべて税抜の手数料です)

代金の知識
ここでいう代金とは、株式を売買するときに発生する金額のことです。株価1000円の銘柄を100株買うなら、代金は10万円です。手数料を省いたこの金額のことを「約定代金」「約定金額」などとも言います。約定代金を基準に証券会社へ支払う手数料が決まります。

松井証券は1日の売買で合計代金10万円以下だと、手数料が発生しません。なんと0円で取引できるんですね。単元株による少額投資に集中したい人の場合、松井証券ならコスト削減をしやすいでしょう。

但し、10万円を超える代金だと松井証券よりも手数料の安いネット証券が多くなります。この辺りが松井証券を選ぶ際のネックとなるでしょうか。

単元未満株のある3社で比較すると?

単元株の取引なら「SBI証券」が頭一つ抜けています。

「カブドットコム証券」は代金50万円までなら安いですが、50万円を超えると割高です。

「マネックス証券」は代金30万円を超えてくると、他の2社よりも割高なイメージが強くなってきます。

総合評価で少額投資におすすめのネット証券は?

ずばり「SBI証券」です。

単元未満株のS株が存在し、最低手数料50円の安さを誇ります。国内株式の単元株を売買する場合にもネット証券の中では比較的手数料が安く、無駄なコストを抑えやすいのが特徴。

「カブドットコム証券」と「マネックス証券」も、単元未満株サービスを提供する数少ないネット証券として魅力的な存在です。

しかし、単元未満株・単元株のどちらにも格安な手数料を維持するSBI証券のバランスの良さには一歩及びません。

単元未満株を利用しないのであれば、「楽天証券」や「松井証券」がターゲットになってきます。

また、「GMOクリック証券」も業界最安値を競うほど手数料が安いと評判です。

最初のネット証券なら「SBI証券」が無難

証券会社にはいろいろな金融商品があり、それぞれ発生する手数料が違います。

個別に見るとSBI証券よりも手数料の安いネット証券はいくつか存在するものの、それでもあえてはじめての人ならSBI証券で口座開設することをおすすめします。

SBI証券はネット証券最大手です。

初心者から経験豊富な投資家まで、たくさんの利用客が存在します。安心感を得られるのがまず一点ですね。

商品ラインナップの豊富さにも定評があります。国内株式の他、投資初心者に人気の投資信託、外国株式、各種リスク商品など幅広く用意しているので、ほしい商品が見つからないケースは少ないでしょう。

単元未満株を柔軟に売買できるS株の存在も、投資初心者には嬉しい部分だと思います。

もしSBI証券を利用していて満足できなかったら、他のネット証券にも自分の口座を持てば良いだけです。複数の証券会社に口座を持つこと自体は法律違反でもなんでもありません。

経験の浅い・経験のない人だと、それぞれの証券会社の細かな特徴なんてわかりませんよね?

そのような人は万能で最も人気の高いSBI証券で始めてみましょう。

パソコン操作【株式投資の準備】ネット証券の口座開設に必要なものと注意点

ネット証券の手数料に対する注意点

証券会社、特にネット証券は手数料の安さをアピールして、利用者を集めることに力を注いでいます。

今回の記事で紹介した、手数料の安さが魅力のおすすめなネット証券であっても、今後評価が変わってくることだって十分にあり得ます。

とはいえ、手数料が高すぎると利用客に逃げられてしまいますから、他社がやれば他のネット証券も近い水準まで手数料を下げてくるでしょう。

今回取り上げたネット証券は有名で人気があるところばかりなので、どこを選んでもまず大丈夫だと思います。