家計簿のつけ方をもっと簡単に。貯金に役立つ項目選び

家計簿をつければ貯金に役立ちますが、もし家計簿をつけるのが苦手だというのなら、無理につけなくても構いません。貯金する行動こそが最も大切だからです。

貯金が苦手な人こそ目標と家計簿はナシで始めてみよう

とはいえ、毎月の支出がどのくらい多いのか?を、理解できていないのも問題でしょう。

貯金がうまくいかないのは、毎月のように余計な支出が多い上に、節約を意識していない可能性があるからです。

「お金があればあるだけ、つい欲しいものをたくさん買ってしまい、いつも貯金できない。でも、何にいくら使っているのかよくわからない。」

そんな人も多いはずです。

ならば、あえて家計簿をつけてみませんか?

面倒でついサボりがちな家計簿ですが、一般的に見られる書き方よりも簡単に済ませる方法について、考えてみましょう。

一般的な家計簿のつけ方とは?

以下のような家計簿のつけ方が、一般的なイメージです。

費目 収入 支出
給料 225,890円
食費 42,302円
電話代 13,540円
新聞代 3,400円
保険料 8,250円
娯楽費 25,187円

相当端折っていますが、ざっと例をあげてみました。「私の収入はこんなに多くないし…」とか考えないでくださいね。金額の部分なんてかなり適当です。

一般的には、大体こんな感じに1カ月分の家計簿をつけます。1カ月が過ぎた後、収入から支出を引いて残高があれば黒字、マイナスであれば赤字です。

黒字なら貯金に回せます。赤字なら翌月以降は頑張って節約して、赤字分を取り戻す工夫が必要になってくるでしょう。

何の変哲もない家計簿です。このようなつけ方ができる人なら、スタイルを変える必要はありません。

でも、この書き方を継続できない、このとおりに家計簿をつけているのに貯金できないというなら、以下でアドバイスする方法で家計簿をつけてみてはいかがでしょうか。

厳密に家計簿をつけない

本来の家計簿が以下の内容だったとします。

費目 収入 支出
給料 225,890円
食費 42,302円
電話代 8,540円

上の内容から、金額の部分を少し変えます。

費目 収入 支出
給料 225,900円
食費 42,400円
電話代 8,600円

数字をそろえて金額を分かりやすくする

金額の部分を、厳密につけないやり方です。実際の給与が22万5890円であるなら、890円の部分をキリの良い数字にしてしまいます。

上の例では、10円単位以下の部分を切り上げています。切り捨てでも構いませんが、それだと実際の金額よりも少なくなるので、支出だけでも切り上げで書くのが良さそうですね。

100円単位以下で切り上げると、チリツモ貯金のような少額の貯め方をする場合だとざっくりしすぎる感じなので、10円単位以下にとどめています。

端数を排除することで金額の計算が楽になりますし、見た目もわかりやすくなるメリットがあり、家計簿をつけるのが簡単になります。

税金の計算とは違いますし、貯金のための家計簿程度なら、あまり細かな金額にこだわらなくても大丈夫です。

家計簿に書く・書かない項目を選んでみる

一般的な家計簿の場合、いろんな種類の項目(費目)と金額を書きますが、貯金や節約に大きな影響のあるものだけを選別してみます。一番大きく関わるのは支出(出費)でしょうね。

書く項目を少なくすれば、家計簿をつける手間を省けそうです。

家計簿に書かなくてもよい項目

給料などの収入

毎月手元に残るお金は、収入から支出を引き算すれば判明します。その計算に必要不可欠な収入を書かないことに少しビックリするでしょうが、人によっては毎月丁寧に書かなくても良いと思っています。

あえて書かなくても良いと思う人とは、毎月ほとんど受け取る給料が変わらないサラリーマンなどです。

入ってくるお金がほぼ一定額に決まっているので、その月の支出さえチェックしていれば余るお金が大体予想できます。

一方で、自営業者や勤め先が頻繁に変わる人だと、毎月受け取る収入が変化することも多いでしょう。この場合は、毎月の収入を家計簿にきちんとつけておくことをおすすめします。

食費

一般的な家庭の多くで、1カ月の支出のうち食費の割合はかなり高めです。大きな支出だからこそ家計簿に書きたくなるところですが、食費についても無理に書く必要はありません。

人間は食べないと生命を維持できませんので、食費を削るというのはかなり難しい問題です。

日頃からよほど無駄な食料品を買っていない限り、食費を家計簿で厳密に管理して節約を目指さなくても良いと思います。

食費の支出が貯金の妨げになるからといって、「おかずを一品で我慢する」「お酒やお菓子を絶対に買わない」などとやると、いつの間にか強いストレスがたまってしまうでしょう。

ダイエットで食事を我慢し続けた結果、イライラして心にゆとりがなくなる、リバウンドしてもっと太ってしまうなどの問題と似ているかもしれません。何となく貯金に失敗する未来が見えてきそうですよね。

無理に食費を節約すると精神的にも身体的にも悪影響を受け、貯金に挫折する確率が高まります。

なので、食費を家計簿につけるなら、レシートを見て明らかに余分なもの、無駄に高すぎるものだけに限定すれば良いでしょう。

臨時支出

  • 結婚式のご祝儀
  • お葬式の香典
  • その他イベントの贈り物

などが、臨時支出に当てはまります。毎月ではなく突然発生する支出ですが、臨時支出に関しては家計簿に書かなくても大丈夫です。

節約ができるものではないため、家計簿で管理するような項目ではありません。

医療費

病気の治療や予防のための必要な支出です。節約して貯金に回すような項目ではないので、家計簿へつけなくても良いでしょう。

金額によっては確定申告の際に、医療費控除を利用できる場合があります。節税のために記録しておくと便利ですが、わざわざ家計簿につけなくても、領収書やレシートを残しておけば十分です。

家計簿に書きたい支出の項目

水道光熱費

電気やガス、水道といった分野が水道光熱費に当てはまります。この金額を大ざっぱに書いておきます。

電話代とインターネット料金

電話代は固定電話や携帯電話が当てはまります。インターネット料金は、回線使用料とプロバイダ料金の2つです。オプション料金も払っているなら、それらもすべて家計簿につけておきましょう。

住まいに必要な支出

アパートや賃貸マンションなどに住んでいるなら、家賃を書きます。持ち家で住宅ローンがあれば家計簿に書きましょう。持ち家の固定資産税は毎年ほぼ決まっており、節税が難しいので書く必要はありません。

その他、月々支払うもの

新聞代が代表的な例です。動画配信や音楽配信を始めとするインターネット関連の料金、外食費、エステサロン、生命保険など、定期的に利用している有料サービスの名称と金額を家計簿へ書きます。

借金

キャッシングやカードローン、クレジットカードの利用分です。住宅ローンや自動車ローンもこれに含まれます。

借金には利息という支出も発生するので、金額の計算を複雑にします。業者の請求書などを参考に金額を記入すると良いでしょう。

この借金については、必ず家計簿に書いておきたい項目です。きちんと把握していないと返済に振り回されて、貯金どころではなくなってしまうからです。

書きすぎや書き忘れがあっても気にしない

ここまで家計簿に書きたい項目、書かなくてもよい項目を取り上げましたが、厳密に守る必要などありません。項目が多くても少なくても構わないので、自分がやりやすいと思った方法で書いてみてください。

適当に書きながら、日々の生活の中で気づいた支出の項目があれば書き足します。不要な項目を書いたとしてもその部分を無視すればよいだけなので、気にせずどんどん家計簿につけてみましょう。

毎月書かなくてもよい

今回アドバイスした方法ですが、毎月きちんと書く必要はありません。年に数回、メモのように書くだけで十分です。

ただし、借金だけは毎月記録しておいてください

貯金に活用できそうな項目を厳選

家計簿とはそもそも、毎月の収支が「黒字か?赤字か?」を知るために使います。

確かに、一般家庭でも収支について把握すること自体はとても大事です。しかし、事業を行っていて自ら確定申告する立場でなければ、家計簿の項目と金額を事細かく厳密に書くなんてしなくても良いんですね。

細かく収支を記録するよりも、毎月貯金できるくらいに、お金を残せる方法について考えることを優先します。

今回アドバイスした家計簿のつけ方のポイントは、支出を減らせる可能性がある項目の書き出しが目的です

食費や医療費、固定資産税や臨時支出などをあえて書かなかったのは、節約しにくい項目だからです。節約できないものに対して、貯金のためにあれこれ考えても意味がありません。家計簿から省いた理由はここにあります。

家計簿を使って節約できそうな支出の存在を知る

書き出した項目の中に、支出を減らせそうなものを見つけてみましょう。できそうなものから、少しずつ実践します。

家計簿を頼りに、生活の中で節約できる支出の種類を把握すれば、対策しやすくなるはずです。

日々の生活を送っているうちに、ふと忘れている支出の項目が結構あるかもしれません。思い出したら、忘れないうちに家計簿へメモしておきます。

貯金に回せないほどお金が余らない生活をあなたが送っているなら、家計簿を厳密に書くよりも「いつも何にお金を使っているのか?」の理解を深めることのほうが重要だと思います。

そのためにも、家計簿をメモ代わりとして使ってください。

なぜこんなに適当な家計簿のつけ方でよいのか?

理由は簡単です。めんどくさいからです。

毎月厳密につけた家計簿って、文字と数字の羅列にしか見えてこないでしょうか?そんな表を見たところで、どこを節約してどう工夫してなんて、毎月細かく分析する生活など送れない人が大半だと思います。

できる人は家計簿をつけるのを趣味にしている人か、家計簿をつけるのを仕事として行っている人くらいでしょう。家計簿をつけても途中でめんどうにやって、やめてしまう人が圧倒的に多いはずです。

家計簿は貯金に役立つ便利な存在ではありますが、ただつけただけではお金を貯められません。どうせ続かないめんどうな作業はほどほどに済ませ、自然に節約して貯金できる方法を知り、さっさと行動したほうが早くお金が貯まります。

自然に貯金できる方法でおすすめなのが、銀行の積立定期預金です。手間なく自動的に口座のお金が増やせる便利なサービスなので、貯金をサボりがちな人はぜひ利用してみてください。

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家計簿につけてみた項目の中で節約できそうなものについては、以下の記事を参考にしてみてください。

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