株式投資や投資信託で失敗しがちな取引方法や考え方

株式投資や投資信託などでうまく当たると、資産を大きく増やせるチャンスがあります。

サラリーマンやパート・アルバイトなどの収入だけではたくさん貯金できない人にとって、魅力的な存在です。しかし、リスクの高い稼ぎ方ですので失敗すれば大切なお金が一気に減ってしまいます。

以下に、株式投資や投資信託の危険なリスクについて簡単にまとめてみました。投資で大きな失敗をしないためにも、心に留めておくことをおすすめします。

注意すべきリスクの高い取引と考え方について

全力で資金を投入する

全財産・全貯金を投資に回すのは危険です。失敗して資金を大幅に減らすと生活費が払えなくなります。すべて失っても構わないと思う、余裕資金(余剰資金)の範囲内で投資してください。

損切り「できない」または「遅い」

保有する銘柄の株価、もしくはファンドの基準価額が買ったときの価格を割り込み、ズルズルと下がっていけば含み損が膨れ上がります。大きく膨れ上がる前に損切りしないと、ますます手に負えない事態になってしまいます。投資の世界ではよくある話なので、もったいないと思っても含み損がまだ少ないうちに早く手放して、損失の拡大を防ぎましょう。

ナンピン(難平)する

ナンピンとは、買ったときより株価を下げた時点で買い増しする方法です。取得単価を下げるのが魅力で、その後うまく株価が上昇すれば大きく儲けられます。一方で、買い増しの時点からさらに価格を下げれば何倍も損失を膨らませるのがナンピンの怖さです。とても難しい投資方法なので、おすすめしません。

信用取引や先物などのハイリスク商品で投資する

通常の現物取引とは違い、今持っている資金を何倍も膨らませて投資できるのが信用取引や先物取引などです。運が良ければ1回の取引でも大きく儲けられますが、失敗すれば大きな損失を出してしまいます。場合によっては借金を抱えるリスクを持っているのが、現物取引との違いです。難易度の高い取引方法なので、投資を十分理解するまでは現物取引のみで行うのがおすすめです。

借金してまで投資

キャッシングやカードローンなど、借りたお金で投資するのは絶対にやめましょう。投資に失敗してお金を減らしてしまえば、期日までの借金返済が困難になる恐れがあるからです。

長期投資なら安全

長く保有していれば低リスクとは限りません。株価や基準価額が今後どうなるかは誰にもわからないため、市場の動向を定期的にチェックして、危険を察知するテクニックを身につけておきたいところです。

株式ではなく投資信託だから大丈夫

個別株に比べると会社が倒産しても影響が少ない、分散投資がすでにできているなど、投資信託には低リスクの理由がいくつも存在します。だからといってリスクがゼロではないですし、株のように価値を大きく下げることだってあります。トータルリターンや純資産総額などの変動をチェックして、保有ファンドの状態を把握することが大切です。

天井と底を知っている気になる

チャートや各種指標を利用しながら、株価の変動を予想する方法が「テクニカル分析」です。テクニカル分析を勉強すれば株価上昇の頭打ち(天井)や下げ止まり(底)のタイミングがわかったような気持ちになります。しかし、あくまでもテクニカル分析は過去のデータをもとにした予想でしかありません。盲信は危険です。

分散投資が不十分

個別株なら複数の銘柄に投資することで、投資信託ならファンドそのものが、分散投資を実現します。リスク回避の方法としてよく使われますが、株式を中心とする商品ばかりに資金を投入するのは間違っています。株式市場の勢いが衰えても資産を守れるように、比較的安全性の高い別のものにも投資する、または現金にするなどの考えを常に持ちましょう。

相場が不安定な時に投資する

株価が大きく上下にブレる相場で投資するにはテクニックがいります。株を購入した翌日に大きな含み損が発生していたなんてこともしばしばあるため、予想が難しく思うなら相場が落ち着くまで投資を控えるのが安全です。

損失を取り返そうと焦ってしまう

これはほとんどの人が経験すると思います。損失を出すとその穴埋めをしたいと焦り、冷静さに欠ける状態で投資を繰り返しがちです。これではますます損失を膨らませる可能性が高いでしょう。

欲張る

「もっと株価が上昇すれば儲けが大きくなる」「あと少し戻してくれたら含み損が減る」

この考えのどちらも人の欲からくるものです。もしその予想が外れたらますます利益が減る・損失が増えるだけです。欲張らずにコツコツ資産を増やすやり方のほうが、結果的に良いことも多いと思います。

「専門家が言ってたから」

ここでいう専門家とは、投資評論家、投資アナリスト、金融機関のスタッフなどです。専門的な知識を持っている人たちだとは思いますし、基本的な投資テクニックを教えてもくれます。しかし、市場の動向について彼らの予想が高確率で当たると思い込まないのが安全です。人に頼るばかりでなく、自分自身の投資経験を振り返って、失敗しにくい方法を見つけ出しましょう。

掲示板の投稿を信じ込む

ネットの匿名掲示板やSNSを利用して、株価予想を始めとする自分の意見を投稿している人がたくさんいます。暇つぶしに読むだけなら構いませんが、そこに書いてある情報を鵜呑みにして投資するのは気をつけたほうが良いでしょう。冗談のつもりで気軽に書き込まれたいい加減な情報があったとして、それを信じ込んで投資に失敗しても、誰も責任を取ってくれません。

投資に失敗はつきもの

上で紹介したものが必ずしも悪いとは言い切れませんし、やったことで儲かる例もたくさんあるかもしれません。しかし、失敗しやすい方法ばかりなので、たぶん長続きしません

頭では分かっていても、ついリスクの高いやり方に手を付けてしまいがちです。

初心者だからと思うところですが、安定した利益を出し続けている投資家も高確率で経験していると思います。何度も失敗を繰り返し、反省して資産を増やす自分なりのやり方を身につけているから投資の世界で生き残れるんですね。

とはいえ、経験を積む前に大失敗して莫大な損失を出せば、もう投資を続けられない事態になります。できるかぎり損失を膨らませないよう、最初は資金を少なめに抑えて投資の経験を積み重ねることをおすすめします。

お財布を持ってご機嫌の女性と男性投資をすすめられても忘れないでおきたい貯金の重要性 ネット証券 SBI証券「SBI証券」で投資!取扱商品・取引手数料・お得なサービス等について