毎月ムダに高い家庭のガス代を節約できるポイント一覧

ガス代を安くするには、「都市ガスに変える」「ガス会社を乗り換える」方法があります。

とはいえ、家庭の事情でこれらの方法を使えない人もいるでしょうし、賃貸物件だから大家さんの許可をもらわなければならないといったハードルの高さを感じる人も大勢います。

ならば誰でもやりやすい、生活の中にあるガス代を節約できるポイントを探してみてください。

ガス代が高くなる原因は、使うガスの量が多すぎるからです。

使っていなければガスを消費しませんし、基本料金以外のガス代がかかりません。簡単な仕組みですよね。

あなたが生活していて、無駄にガスを使っている部分はないでしょうか?

生活の中には、たくさんのガスを使ってしまうポイントが結構あります。もしかしたらあなたの気づかない部分で、ガスを使いすぎているかもしれません。

毎月少しだけでもガス代が浮けば、その分を定期預金やチリツモ貯金に回せます。1年、2年とコツコツ続けることで、気づいたときには意外にも多くのお金を貯められているでしょう。浮いたお金を他の支出に回して、生活をラクにする工夫だってできますよ。

使うガスの量が多いほど料金がぐっと高くなる

ガス代の計算式には、単価である従量料金に1カ月分のガス使用量(m³)をかけ算する方法が組み込まれています。使えば使うほど料金が膨れ上がる仕組みです。

具体的な計算方法については以下の記事で説明しています。参考にどうぞ。

種類に問題あり?あなたの家のガス料金が高い理由

定額制のインターネット代、かけ放題の携帯電話代とは全く違います。お金の使いすぎを防ぐなら、毎日使うガスの量に注意しましょう。

ガスの使いすぎを防ぐ節約ポイントはココ

給湯器の使い方

お湯の垂れ流し

蛇口のハンドルをひねるだけで、簡単にお湯が出てくる給湯器は便利です。しかし、給湯器が水を温める際にはガスをたくさん使います。使っていないのに蛇口を開けっ放しにしてお湯を垂れ流すのは厳禁です。使わないときは蛇口をきちんと閉めて、ガスの無駄遣いを防いでください。

水とお湯の切り替えがきちんとできていない

水とお湯が出る一体型の蛇口があります。ハンドルを左右に回して、水とお湯の切り替えができる仕組みのものです。ところが、水とお湯の切り替えポイントの真ん中付近だけでハンドルを回すクセがついていると、水を使っているつもりが給湯器をつけている状態になることがあります。水を使うならしっかりとハンドルを端まで回しておきましょう。

設定温度を下げる

熱いお湯ほどガスの量が必要です。夏場よりも冬場のガス料金が高くなるのは、空気や水がすごく冷たいので、温めるのにガスをたくさん使うからなんですね。無駄に高い温度設定になっていないか、見直してみてください。

お風呂場のポイント

シャワーを使いすぎない

シャワーのお湯を出しっぱなしにすれば、その時間だけガスを使います。必要のないときにはこまめにシャワーを止めましょう。同時に節水できるのがメリットです。

節約用のシャワーヘッドを使う

水を使いすぎない特殊なシャワーヘッドが売られています。節水と同時にガス代の節約につながるのが魅力です。シャワーヘッドの購入費用が少しかかるものの、節約効果の高いアイテムなので無駄になりません。

水道代を高くする原因になりやすいシャワーの使い方を工夫しよう

泡切れのよい洗浄剤を使う

シャンプーやボディーソープを洗い流す際に洗浄剤が残りやすいものだと、洗浄剤をしっかり落とそうとしてお湯をたくさん使いすぎてしまいます。泡切れのよいものなら軽くすすぐだけでキレイに落とせるため、お湯を使う量を減らせます。

間を空けずにお風呂を使う

家族の誰かがお風呂から上がったら、すぐに次の人が入りましょう。間が空くと浴槽の温度が下がって、再びお湯を沸かさなければなりません。お湯が冷める前にすぐ入れば、お湯を沸かす頻度が減ってガス代を節約できます。

浴槽の蓋を閉めておく

蓋を使って、浴槽の温度が下がるスピードを遅らせます。お湯を沸かすときにも蓋を閉めておくと、効率良くお湯が温まり、ガスの使う量を少なくできます。

浴槽のお湯で顔や体を洗う

1人暮らしや最後にお風呂へ入る人なら、浴槽にためたお湯で体を洗ってしまっても良いですね。シャワーの使いすぎを防げます。但し、使いすぎると浴槽のお湯が少なくなりすぎて足す必要が出てくるため、ほどほどの量を使うのがコツです。

浴槽にためるお湯の量を少なめにする

体がつかるぎりぎりの量にお湯を調整してみます。ガスを使う時間が短縮される他、節水効果を得られるのがメリットです。

自動追い焚き・保温機能を切っておく

浴槽の温度が下がるとセンサーが働いて、自動的に追い焚き(保温)してくれる給湯器があります。ですが、自動追い焚き機能を使えば当然ながらその都度ガスを使いますので、ガス代が高くなる原因を作ります。必要と感じなければ自動機能を切っておき、手動で温めるのがおすすめです。

【お風呂で節約】浴槽のお湯を減らせるタイプとあふれる問題の対処法

キッチンのポイント

食器を洗うときにお湯を流しすぎない

お湯を垂れ流しにする危険が高くなる行動です。お湯を出すのはすすぎのときと落ちにくい汚れを落とすときくらいにしておきましょう。洗剤とスポンジで洗っているときにはお湯を出さずに作業します。

こびりついて落ちにくい汚れには使っていないキャッシュカードやポイントカードなどの硬いプラスチック製のカード、木のヘラなどで軽く擦ってみましょう。油汚れは先にキッチンペーパーで拭き取っておくと、洗い流しがラクになります。

汚れ落ちの悪いものはすぐに洗う

使用済みの食器を放置する時間が長くなると、汚れが落ちにくくなる場合がよくあります。すぐに洗って使うお湯の量を減らしてください。卵のようなタンパク質汚れは熱で固まるので、水で洗うのがおすすめです。

食器洗い乾燥機を使う

ガスを使わずに済み、すすぎの水の量を減らせる優れた家電製品です。初期コストはかかりますが、手洗いで給湯器のお湯を使うより経済的です。いつも洗う食器の量が多く、1年中お湯を使って洗う場合、長い目で見れば購入を検討してもよいと思います。但し、乾燥機能は電気代が多くかかりますから、利用は控えめにしましょう。

少し厚手の手袋で洗う

寒さが厳しい季節に手袋をはめて食器を洗ってみましょう。水の温度が多少低くても手が冷たくなりにくく、おかげで給湯器の温度を上げずに済みます。

【食器洗いで節約】水の使いすぎを防ぐ改善ポイント

ガスコンロのポイント

蓋を使う

鍋やフライパンで調理するなら、必要に応じて蓋を活用しましょう。熱を閉じ込めて早く食材に火が通ります。落し蓋でも構いません。

素材の熱効率を考えて調理器具を使い分ける

鍋やフライパンなどの調理器具に使われる素材によって、熱効率が変わります。アルミはすぐに温まる反面、冷めやすい素材です。お湯を沸かすとき・短時間の調理のときに向きます。ステンレスは温まるまで時間はかかりますが保温性が高いので、加熱時間の長い煮込み料理に向いています。

少し高度なテクニックですが、調理器具を使い分ければガスコンロを使う時間の無駄を省けるでしょう。

調理に時間がかかる料理は控える

長時間火を通す料理はそれだけガスコンロを使い続けることになります。頻繁に作るとガス代が多くかかりますので、たまに作る程度がよいかもしれません。

ヤカンや鍋を火にかけて放置しない

お湯を沸かしている間、他のことに夢中になっていませんか?せっかくお湯が沸騰しているのに放置し続けるのはガスの無駄遣いの元です。沸騰したらすぐにポットへ移し替える、調理を開始するようにしましょう。

なんでも強火で調理しない

強火ばかりでなく、中火や弱火を上手く使い分けましょう。ですが、中火や弱火にすることで火の通りが悪くなるのは問題です。料理時間が長引き、かえってガスをたくさん使ってしまいます。

電子レンジを活用

先に電子レンジで食材を加熱しておくと、ガスコンロを使う時間を短縮できます。下ごしらえとして野菜を茹でるときには、電子レンジを使ってみてください。

まずはお風呂をチェックしてできる範囲でやってみる

一般的にガスの使う量が多くなりがちな場所は、お湯をたくさん使うお風呂です。

毎月のガス代が高いと感じるなら、お風呂の使い方を思い出してみましょう。シャワーの垂れ流しは無駄がとても多いことで有名なポイントです。家族みんなに協力してもらえれば節約効果が高くなるでしょう。水道代の節約にもつながるのが嬉しいところです。

食器洗いのお湯の垂れ流しも同じように考えてください。寒い季節に水で洗うのはツラいでしょうから、食器洗い乾燥機や厚手の手袋などで対処してみましょう。

たくさんの節約ポイントがあって全部を実行するのは難しいかと思います。とりあえずできることから始めてみてください。月単位や年単位でガス代を見て、どの程度の節約効果が出るのか試してみるとおもしろいですよ。