古い給湯器をエコジョーズに交換してガス代のムダをなくそう

ガスを使ってお湯を沸かしてくれる給湯器。キッチンや洗面所、お風呂場で大活躍する設備ですよね。便利なだけについたくさんお湯を使いすぎて毎月のガス代が高くなってしまうのは、よくある話です。

実はこの給湯器、種類があるのを知っていましたか?給湯器の種類によって、ガス代が変わってしまうことがあるんです。

自宅に設置している給湯器が「エコジョーズ」なら大丈夫です。あなたの家ではガスを安く使えています。一方でエコジョーズの文字がどこにも書かれていない給湯器であったなら、ムダに高いガス代を支払い続けているかもしれません。

今よりもガス代を安くしてお金の無駄遣いをなくしたいと考えるなら、給湯器をエコジョーズに替えることをおすすめします。都市ガスでもプロパンガスでも、節約効果を期待できるのがメリットです。

熱効率に優れるエコジョーズ

従来の給湯器だとムダにガスを使ってしまう

熱効率に優れるエコジョーズですが、“熱効率”とは一体何でしょう?

給湯器はガスを使って水をお湯に変換します。ヤカンをガスコンロにかけるときのように、給湯器の内部ではガスで火を起こし、その火で水を温めてキッチンやお風呂場にお湯を送り込んでいるんですね。

このお湯を沸かすときにガスの消費量が少ないほど、熱効率が高い状態です。同じ40度のお湯を沸かしたい場合、Aが10の量、Bが20の量を必要とするなら、半分の10の量で済むAが熱効率に優れます。BはAに比べて、10もムダなエネルギーを使っているからです。

エコジョーズは例にあげた、Aのような立場です。従来の給湯器に比べて同じお湯を沸かすのに少ないガスの量で済み、結果としてガス代が安くなります。

エコジョーズなら熱効率が90%以上

具体的にどのくらいの熱効率かというと、従来の給湯器が80%の熱効率なら、エコジョーズは90%を超えます。従来の給湯器だと20%のムダな熱を使ってしまいますが、エコジョーズなら10%以下のムダに抑えられるということです。

エコジョーズの具体的な熱効率は92%~95%と公表されています。従来の給湯器で捨ててしまっていた排気熱を再利用して熱を作り出せるのが、効率の高さの理由です。

とはいえ、この割合は熱効率に対するものです。熱効率が15%の差であるとしても、ガスの使用量まで15%減る単純な話ではありません。給湯器メーカー大手のリンナイで公表されているデータでは24号の給湯器で比べた場合、従来の機器よりも約11%のガス使用量を節約できるとしています。一つの目安として知っておきましょう。

参考 エコジョーズって何?Rinnai

使われずに排出される熱もガスを使っているとみなされます。利用者はムダな分のガス料金を一緒に支払わなければなりません。何だかお金がもったいないと思いますよね。ムダが減らせれば、本当に必要とする量だけのガス代を支払えば終わります。

節約できる金額について

年間で1万円以上安くなることも

エコジョーズは給湯器ですから、ガス代を節約できるのは「給湯」に関してです。

  • お湯で食器を洗う。
  • 浴槽にお湯をためる。
  • 温水でシャワーを使う。

このような場面で節約効果を発揮してくれます。

エコジョーズは温めに使うガスの量を減らせるので、給湯器のお湯を使う機会が多い家庭ほど、節約効果が高まるということですね。

給湯に年間で9万円以上のガス代がかかっているなら1万円前後、年間で14万円くらいなら1万5000円前後の節約効果を狙える場合があります。

ガス会社の割引料金でお得度アップ

使用するガスの量を減らせるばかりではありません。エコジョーズを使用している家庭向けに、割引のプランや特典を用意しているガス会社がよく見かけられます。

都市ガスだと従量料金に3~4%くらいの割引を適用するガス会社が多い感じです。プロパンガスの会社でも、エコジョーズで契約できる割引プラン、割引特典がつく例が結構あります。

もし、あなたの家で契約しているガス会社がエコジョーズの割引を用意していないとわかったなら、ガス会社を変えてみるのもよいでしょう。

知らないのは損!プロパンガス会社の乗り換えでガス代が安くなる 都市ガス自由化でお得で便利に?戸建ても賃貸もガス会社を変えられる

エコジョーズのデメリット

節約効果の高さで優れるエコジョーズではあるものの、デメリットがまったくないわけではありません。

  1. 従来の給湯器よりも本体価格が高い
  2. ドレン配管工事が必要
  3. 湯気で金属が腐食するリスクがある
  4. 給湯器をあまり使わない家庭では節約効果が少ない

1. 本体価格

従来型の本体価格に比べて、3万円前後高くなります。ただ、年間のガス代を1万円節約できたなら、3万円の価格差は3年で回収できます。1万円を超える節約効果なら、もっと短い期間で済みます。

2. ドレン配管工事

エコジョーズで注意したいのが、ドレン配管工事が必要なことです。排出熱を再利用するため熱効率が高まる代わりに、金属を腐食させたり草を枯れさせたりする酸性のドレン水を排出します。ドレン水をそのまま垂れ流すわけにはいきません。

酸性のドレン水を中和して安全に排出させるために、ドレン配管を設置する工事をします。給湯器を設置する場所の構造によって工事費用が異なるのが特徴です。比較的簡単で済むなら従来の給湯器に比べて、工事費が数千円高くなるくらいです。しかし、難しい工事になると2万円以上高くなる恐れがあります。

あくまでも目安ですが2万円~6万円くらいの工事費で、これに本体価格が上乗せになると思ってください。

工事の方法や費用については業者に相談した後、専門のスタッフが訪問して設置場所を調べ、見積もりや説明をしてくれます。話をよく聞いておきましょう。見積もりの金額が高すぎるなら断ればいいだけです。

3. 金属の腐食問題

エコジョーズの本体からは湯気が出ます。ドレン水と同じく酸性の湯気なので、本体の正面に金属製の物質があると腐食させてしまいます。正面に十分なスペースがあれば大丈夫ですが、隣の家の建物・柵が近かったり金属製の設置物があったりするなら、エコジョーズの設置はやめておくのが無難です。

4. 人数が少ない家庭はお得感が低い

1~2人暮らしや3人家族で給湯器をあまり使わない家庭だと、エコジョーズを使っても思ったような節約効果は出ないでしょう。

4人家族以上や3人以下でもお風呂によく入る、1年中温水で食器をたくさん洗うなどの家庭なら頻繁に給湯器を使いますから、大きな節約効果が期待できます。

今すぐ給湯器を取り替えるべき?

給湯器は電化製品ですので、使っているうちに劣化して使えなくなります。壊れるまでの期間は10年が目安です。とはいえ、電化製品には当たりハズレがあり、使う場所の環境によっても寿命が違ってきます。15年以上使い続けられる、10年未満で壊れることだって普通にあります。

7~8年以上使い続けて給湯器の反応が悪くなってきたときや、何も問題がなくても10年を超えているなら替え時かもしれませんね。

従来型とエコジョーズの本体価格・工事費用の価格差を考えると8年以上使っている場合、エコジョーズに取り替えればガス代の節約効果でお得に感じやすいでしょう。

5~6年未満なら今の給湯器を使い続けてよいと思います。普段の生活で工夫できるガス代の節約ポイントを実践して、エコジョーズの費用を貯金してみてください。

毎月ムダに高い家庭のガス代を節約できるポイント一覧

エコジョーズはどこで買える?

ガス会社や給湯器メーカーが販売している

ガス会社の多くが取り扱っています。給湯器メーカーも同様です。問い合わせれば営業の人がパンフレットを持ってきたり、話を聞いてくれたりするでしょう。後は作業員が訪問して工事、その日に終了といった流れです。

別業者ならもっと安く買えるかも

ガス会社と給湯器メーカーだけがエコジョーズを取り扱っているわけではありません。給湯器を専門で販売する業者やリフォーム業者でも受け付けています。

工事をセットにして販売しており、専門の作業員が取り付けてくれます。ガス会社や給湯器メーカーに依頼した場合も、工事は下請け業者に任せるのが普通です。両者に大きな差は見られません。

専門業者やリフォーム業者の多くでコストを省く工夫をしています。ガス会社や給湯器メーカーに直接依頼するより、安くエコジョーズに取り替えられる場合がよくあります。

一括見積もりサイトでお得な業者が簡単に見つかる

リフォームの一括見積もりサイトでエコジョーズの業者探しができます。

その内の一つ、「リショップナビ」には審査を通過した複数の給湯器販売業者が登録を済ませており、最大5社までの見積もりを一気に依頼する仕組みが作られています。料金やサービス内容を比較して最終的にお得な業者を自由に選べるのが特徴。自分の力だけで1社ずつ業者を探し回らずに済むのが便利ですね。

無料で見積り依頼ができます。リショップナビはリフォーム全般の一括見積もりサイトなので、見積もり依頼フォームの「リフォーム希望欄」にガス給湯器の見積もりを希望する内容を書き込んでおけば、スタッフとの対応がスムーズに行くでしょう。

申し込みの後は基本的に電話連絡をしてくれます。メール連絡を希望するなら、リフォーム希望欄に書き込むことで対応してくれる場合があります。覚えておきましょう。

安すぎる業者には注意しよう

他社に比べて、給湯器の本体価格や工事費が異様に安い業者には気をつけてください。

本体価格の割引が80%くらいなら普通ですが、90%以上の割引になると警戒したいですね。見積もりにはなかった多額の追加料金を請求される、作業員の腕が悪いなどのリスクが高まるからです。

事前にしっかりと取り付け場所の特徴をチェックして工事費を明確に教えてくれる業者、見積もりを超える料金を請求しない業者なら安心です。特にドレン配管や湯気の問題を詳しく説明してくれるところ、設置が難しい場合にエコジョーズをやめるようにすすめてくれる業者は信頼できるでしょう。

これらの点に気をつけながら、エコジョーズでガス代を節約してみてください。