やっぱり続けられない貯金!挫折グセの克服に「記録」で工夫する

貯金が長続きしない。そんなあなたのために以下のようなアドバイスを過去にしてみました。

  • 目標額を設定しない。
  • 1回に貯金する額を少なめにする。
  • 家計簿をつけない。もしくは簡略化する。

以上の3つを頭に入れて実践すれば、難易度が下がるので挫折せずに貯金を続けられそうです。

ところが、難易度の低いこれら3つのポイントを参考にやってみたものの、「続かない」「途中でやめてしまう」という人もいると思います。

続けられない、すぐに挫折する自分には貯金の才能がない、一生このままなんだろうかと落ち込んでしまうところです。

ならば、もう少し工夫して貯金してみませんか?

性格と同じく、貯金のやり方も人それぞれ違います。苦手を克服するなら、ちょっとした工夫を加えてみて、貯金を継続しやすい状態に導いてみましょう。

工夫とはいえ、きつい努力をする必要はありません。「ただ貯金を記録するだけ」の簡単な方法です。

「貯金を記録する」とは?

難しく考えなくても大丈夫です。

貯金の額を書き込むだけの、とても単純な作業です。

例えば、100円を貯金箱に入れるとしましょうか。貯金箱が空の状態なら、今100円だけ中に入っています。これをノートやメモ帳などに淡々と書き込みます。

え?そんな簡単なメモ書きだけで大丈夫なの?

良いんです、この程度で。大事なのは「達成感を明確にすること」だからです。

達成感がないと続かない

貯金を挫折してしまう原因に、達成感がないというのが大きく絡んでくることがあります。達成感を明確にしてくれるのが、貯金した金額をはっきりとメモであらわす方法です。

無理なく貯金をしようと始めたものの、ただ貯金箱にお金を入れているだけではなんとなく飽きてきませんか?貯金箱にお金を入れているだけの作業が単純でつまらない、このような考えが強くなってしまうときっと多くの人が挫折してしまうでしょう。

そこで利用したいのが「貯金が増えている」という達成感です。貯金が増えているのを実感するには数字であらわすのが簡単です。

達成感には目標額が必要?

先に目標があって、それをクリアするのが達成感だと考えるのが一般的でしょうか。でも、貯金を苦手とする人にとって目標額を設定するのはかえってデメリットになる恐れがあります

貯金が苦手な人こそ目標と家計簿はナシで始めてみよう

こちらの記事でふれていますが、無理な目標額を設定して貯金を始めると到達までの道のりが長く感じてしまい、途中で挫折する危険が増すでしょう。

目標を到達するには努力が必要です。

この場合の努力とは1回に貯金する額を増やしたり、節約に励んだりすることです。早く目標額に達しようと焦って無理やり大きな金額を設定して貯金を始める、生活が不便になるほどの極端な節約をするといった具合に手段が偏ってしまいがちです。

ズボラな性格の人なら難しい努力が必要な貯金や節約など無理だと思い、さっさと諦めてしまうでしょう。まじめな人なら難しい方法を続けすぎて生活がつまらなくなり、貯金を途中で投げ出して落ち込んでしまいます。

目標を達成できる人はすごい人で、きっと誰からも尊敬されます。しかし、目標を設定したばかりに挫折してしまったら意味がありません

途中で諦める危険の少ない達成感を求めるなら、「目標額を設定する」よりも「今お金を貯められている成功体験」を積み重ねることが大切です。

金額を明確にすることのメリット

総額を簡単に調べられる

箱の中にお金を入れるだけなら、誰にでもできますよね。ところが続けているうちに、貯金箱の金額がわからなくなってきませんか?

毎回100円を入れているなら、3回貯金すれば300円が貯まります。簡単ですよね。

しかし、30回も100回もお金を入れ続けたらさすがに記憶力だけでは総額がわからなくなります。毎回入れる金額が違えばなおさらです。

総額がわからなくなったら、計算すれば解決します。

貯金箱をひっくり返して、お札や硬貨を1枚ずつ数えて計算する作業です。枚数が少なければ短時間で済みますが、枚数が多くなると作業の手間が増えます。お金は種類が豊富です。10円玉に50円玉、500円玉に1000円札などをそれぞれ計算する作業が待っています。

普段から簡単な方法で貯金のたびにメモをとっていれば、貯金箱をひっくり返してお金を数える手間がなくなるのが、総額を明確にする工夫のメリットです。

総額を知って貯金の意欲を高める

貯金箱の中を調べる作業が嫌になってしまうと、そのうちに貯金の総額がわからなくなってきます。

金額がわからなければ、ただ漠然と貯金するだけになってしまい、退屈すぎて途中でやめてしまいがちです。

一方で常に金額がわかるようにメモをとっておけば、3000円や1万円といった具体的な数字でお金が貯まっているのがわかります。実際に貯められているという成功体験が達成感となって、もっと貯めようと続ける意欲を高めるというわけですね。

メモをとったからといって、絶対にすべての人が貯金を続けられるとは限りません。しかし、もしあなたが貯金できない人間だと諦めかけているなら、駄目だろうと思っていても構いませんので一度この方法を試してみてください。

貯金を記録する2つの方法

記録する方法が難しかったり複雑過ぎたりするのは貯金する意欲の妨げになります。出来る限り記入や計算が簡単なやり方を選びたいところです。

1. 家計簿アプリを使う

おすすめの方法です。数字の入力はキーボードを使うだけ、総額を自動計算してくれるのが便利です。

高機能なわりに無料で使えるものばかりなのがありがたいですね。

利用者が多くて評価の高い、マネーフォワードの家計簿アプリあたりを使ってみるとよいでしょう。

使い方については以下の記事でご紹介しています。

苦手な貯金に自信を持つため家計簿アプリをシンプルに使いこなす

2. 家計簿に手書きで記録する

パソコンやスマホの操作よりも手書きが好きなら、家計簿で貯金の管理をしてみましょう。

家計簿とはいえ、一般的なつけかたのように給料や食費などといった項目ごとに事細かく記入はしません。貯金専用のメモ帳代わりとして使います。

使用する家計簿は市販のもので構いません。自分でノートにマス目を書いて作ってしまう方法もあります。

つけかたは以下のようにします。

日付 項目 収入 支出 合計
1月1日 貯金 200円 200円
1月8日 貯金 300円 500円
1月31日 使った 100円 400円

ものすごく、呆れるほどシンプルです。でも、これくらい簡単な内容なら貯金するたびに家計簿を継続してつけられそうだと思いませんか?

アプリと違って自動計算できないため毎回電卓で計算するのは少し面倒ですが、1回ごとに合計額を記入していけばいつでも貯金の総額がわかります。この部分だけは頑張って計算してください。

めんどうであれば日付すら書かなくても良いと思います。あくまでも今どのくらい貯金しているのかわかればよいからです。

後は貯金が増えていくのを楽しむだけ

とっても簡単な貯金管理のやり方をご紹介しました。

こんなに適当でいいのか、本当に貯まるのか、疑問に思うところですね。結果さえ良ければそれまでの手段なんてどうだって構いません。挫折しにくいラクな手段を堂々と利用しましょう。

後は貯まった金額を見て、ニヤニヤするなりワクワクするなり、お好きな気分に浸ってください。それこそが達成感です!決して無理をせず、のんびりと少しずつ貯金を増やしてみましょう。